絵と美と画と術 第九期修了展 「穴フィードバックループ」開催
2018/04/12
2018年4月18日(水)より、
美学校講座「絵と美と画と術」第九期生による修了展「穴フィードバックループ」を開催いたします。
4月21日(土)、22日(日)には、公開講評会も行います。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。


絵と美と画と術 第九期修了展
「穴フィードバックループ」
出展者:金浜玲奈、中須宏明、土師千明、松本博江
会期:4/18(水)~22(日)
時間:12時~20時(最終日19時)
会場:dragged out studio
(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3 内田ビル1F)
URL:
dragged.jp
【公開講評会】
4月21日(土)16:00~18:00 入場無料
「絵と美と画と術」講師による公開講評会を行います。
終了後、レセプションも予定しています。
※講評会の進行状況によりレセプションの開始時間は変更になる場合があります。
★追加開催決定!
後追い公開講評会
4/22(日) 16:00〜
※美学校「絵と美と画と術」
https://bigakko.jp/course_guide/media_a/e_bi_ga_jyutsu/info
ただ 写真展「anonymous scene」開催
2017/07/09
2017年7月14日(金)より、
ゆかい所属作家、ただの写真展「anonymous scene」を開催いたします。
「anonymous scene」は作家本人がシリーズとして撮影し続けている作品群であり、
2015年に発表された同名タイトル写真展を引き継ぐ2回目の展示。
作品は全て新たに取りおろされた未発表の新作です。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
©TADA
「anonymous scene」
レンズを通して見たものを写す。
ものすごく大雑把に言ってしまえば、それが写真を撮る行為のすべてだ。
目の前のモノなり風景を見てはじめて、ここの場所で撮ろうと思うのだから、
撮影の手順としては、まず『見つめる』ことが一番はじめのステップなのかもしれない。
こんな風に言うと当たり前すぎてバカみたいだけれども、見なければ撮らないわけだ。
写真は撮り手がいつか見てきたもので、場所やコトを経験してきた証でもある。
デジタルカメラがフィルムカメラの販売台数を抜いておおよそ15年、
機械はどれだけ進化したとしても、その根本的な部分はどうしたって変わり様がない。
どうやらデジタル技術と写真の相性はすこぶる良かったようで、撮影機材の進歩は知っての通り。
灯りなしでは歩けないような暗闇でも、大げさではなく昼間のように写すことができるようになり、
それまで真っ黒だと思っていた夜空は、実は深い深い青だったことを知った。
とはいえそれは写真を通して間接的に知れただけであって、
逆立ちしてみたところでその青さを見つめることはやっぱりできない。
人間の身体機能が拡張されたわけではないのだ。
見たものを写す、それが写真術だったはずだ。
ならばその夜空の深い青は誰が見つめた視点だろうか。
ただ
—
ただ 写真展
anonymous scene
会期:7月14日(金)~ 23日(日)※会期中無休
時間:12時 – 20時 ※7月18日(火)のみ14時 – 20時
オープニングレセプション:7月15日(土)18時ー20時
入場料:100円(運営に対するドネーションとして)
会場:dragged out studio(ドラックアウトスタジオ)
〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町15-3 内田ビル1F
ゆかい企画 世界のとびら vol.4 大原大次郎と池田晶紀「仲直り」開催
2017/06/22
2017年7月8日(土)に開催する、ゆかい企画「世界のとびら vol.4」のゲストには、デザイナーとして大活躍の大原大次郎さんをお招きして、トーク&ワークショップを開催いたします。
ゆかいの池田と大原さんとの関係は、遡ること21年前に立川の美術予備校で出会いました。その後、99年にオルタナティブスペース・ドラックアウトスタジオ(当時:国立)を立ち上げ、共同アトリエで制作し、いわゆる青春時代を共に過ごしてきました。
展覧会の企画やアーティストインタビュー誌の発行など、個人での活動の他、共同で出来る可能性を探るべく実験の場として、現「ゆかい」の活動の原点ともいえる、はじまりでした。また、ゆかいマネージャー小林知典も同じく、スタジオメンバーでした。
2004年にこの活動は一度解散し、それぞれの世界へと拠点を移し、次第に会う機会も少なくなりました。あれから21年、、。
「仲直り」と題したこの機会は、「21年の関係写真」です。トークではどんな話になるのか?いまのところわかりません。が、大原さんが叩いてきたとびらの先にはどんな世界が見えていたのか?そんなことを聞きたくて、わざわざイベントにしました。
みなさま是非、お越しください。

design:OHARA Daijiro / photo:IKEDA Masanori
ゆかい企画 世界のとびら vol.4
大原大次郎と池田晶紀「仲直り」
開催日時:2017年7月8日(土)13時〜16時(開場12時30分)
料金:2,000円(先着25名)
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
URL:http://dragged.jp/
【申込方法】
タイトルを「仲直り」とし、氏名・ご連絡先・参加人数を下記アドレス宛にお送りください。追って、こちらからご連絡いたします。
※定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。たくさんのお申し込みありがとうございました。
【プロフィール】
大原大次郎
1978年神奈川県生まれ。グラフィックデザイナー。omomma主宰。
タイポグラフィを基軸とし、エディトリアル、CI、宣伝美術、パッケージデザイン等に従事するほか、
展覧会やワークショップを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るデザインプロジェクトを多数展開する。
近年のプロジェクトには、重力を主題としたモビールのタイポグラフィ〈もじゅうりょく〉、
登山図とホンマタカシによる山岳写真を再構築したグラフィック連作〈稜線〉、
音楽家・蓮沼執太とラッパー・イルリメと共に展開するライブパフォーマンス〈TypogRAPy〉などがある。
共著に『稜線』、『ハロー風景』。受賞にJAGDA新人賞、東京TDC賞など。
池田晶紀 個展「好きなもの」開催のお知らせ
2017/06/14
2017年6月24日(土)25(日)の2日間、dragged out studioにて、
池田晶紀 個展「好きなもの」を開催します。
障害のある人たちが働く「社会福祉法人きょうされん リサイクル洗びんセンター」での、
人と場との出会いから2年目を記録した最新作ドキュメントビデオ作品「好きなもの」を上映します。
みなさまお誘い合わせのうえ、お越しいただければと思います。

『好きなもの』 ©Masanori Ikeda
「好きなもの」
障害のある人たちが働く現場、社会福祉法人きょうされんリサイクル洗びんセンターにはじめて訪れたのは、2015年12月頃だったと思います。
ぼくは、ここでさまざまな人の働く姿を目撃することになり、間髪入れず、日を改めスケジュールを調整してもらい、働く姿(ユニフォーム)のまま、現場にシロホリをセットアップし、ポートレイト撮影を行いました。
これが、ここで働く人との「はじめまして」になりました。
それから、何度かお邪魔をする機会をつくり、今度は「2度目まして」以降のプランを考え、
「あなたの好きなものはなんですか?」と尋ねることにしました。
2017年2月に撮影された今回の映像ビデオ作品は、
もう一度、働く現場を撮影用にセットアップしたシチュエーションをつくり、
ひとりずつ「好きなもの」を自己紹介として、画用紙に描いてもらう時間をドキュメントしました。
「なにかを好きになる」ということについて、改めてそのすばらしさを再確認すべく、夢中になって想像する姿をぼくは撮りたかったからです。
この出会いの物語は、これからも続きます。
写真家・池田晶紀
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池田晶紀 個展
「好きなもの」
日程:2017年6月24日(土)25日(日)
時間:12:00-19:00
料金:無料
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
URL:http://dragged.jp/
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『好きなもの』(2017年/18分)
【出演】
社会福祉法人きょうされん リサイクル洗びんセンターのみなさん
【スタッフ】
監督・撮影:池田晶紀 / 編集/音楽:田中啓介 / 撮影:井上塁(REC) / 制作:小林知典(ゆかい)
【協力】
社会福祉法人きょうされん リサイクル洗びんセンター/川瀬一絵(ゆかい)
※この映像は、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人Art’s Embraceが主催する「TURN」のプロジェクトの一環として制作しました。
ゆかい企画 世界のとびら vol.3小島ケイタニーラブ「ありあわせのスープ」開催
2017/03/29
2017年4月8日(土)、音楽家の小島ケイタニーラブさんをゲストに招き、
ゆかい企画による世界のとびら vol.3「ありあわせのスープ」を開催します。
小島ケイタニーラブさんは、ライブや楽曲制作以外にも演劇や映画への曲の提供、
トーク&ライブでのホスト役、朗読劇へ参加するなど幅広い活動をしています。
当日は前半にトーク&ライブ、後半は、参加者のみなさんと一緒にワークショップを行います。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
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シリーズ「世界のとびら」
「とびらは叩いて見なければ、わからない」
今度は、小島ケイタニーラブ氏をゲストに音楽家が音楽をつくることについて、
その思考や着手する動きをテーマに扉を叩いてみたいと思います。
不定期に開催されるこのとびらシリーズは、
毎回ゲスト作家を招き、表現をカタチにし、トークする場の機会をつくります。
ぜひ、ご参加ください。
ゆかい代表・写真家 池田晶紀

ゆかい企画 世界のとびら vol.3
小島ケイタニーラブ「ありあわせのスープ」
開催日時:4月8日(土)14時〜16時(開場13時30分)
料金:2,000円(先着25名)
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
URL:dragged.jp
【申込方法】
タイトルを「ありあわせのスープ」とし、氏名・ご連絡先・参加人数を下記アドレス宛にお送りください。追って、こちらからご連絡いたします。
info@dragged.jp
【プロフィール】
小島ケイタニーラブ
シンガー/ソングライター。The Smiths、Jeff Buckleyなどに影響を受けたソングライティング、独自の死生観をもとに紡がれる文学的な歌詞世界、唯一無二の中性的な声が特徴。弾き語りの他、小説家・古川日出男、詩人・管啓次郎、翻訳家・柴田元幸との朗読劇『銀河鉄道の夜』の活動、CMやテレビ番組、映画での楽曲制作・歌唱、美術展でのサウンドデザイン、楽曲提供など活動の幅を広げている。2014年から開催しているイベント『ラブナイト』、雑誌SWITCHでの連載『歌はどこだ』を経て、2016年にアルバム「It’s a cry run.」をスイッチ・パブリッシング内レーベルRainy Day Recordsよりリリース。また、「NHK みんなのうた」書き下ろし曲『毛布の日』が2016年12月・2017年1月の2ヶ月にわたり放送された。www.keitaney.com
『荒汐部屋のモルとムギ』出版記念「猫と力士のあかるい写真展」/「荒汐部屋のみなさんとちゃんこを食べる新年会」開催
2016/12/27
2017年1月8日(日)より、ドラックアウトスタジオにて、
「猫と力士のあかるい写真展」を開催します。
写真集には未収録となった100枚以上の写真に加え、
モルと力士の大判プリントも展示します。
また、会期前の2017年1月5日(木)には、
プレオープンイベント「荒汐部屋のみなさんとちゃんこを食べる新年会」も開催します。
当日は、前頭・蒼国来関をはじめ、荒汐部屋の力士さんたちも会場にやってきますので、
いっしょに荒汐部屋特製のちゃんこをお楽しみいただけます。
なお、こちらは参加のお申し込みが必要となります。
くわしくは、荒汐部屋HPよりご確認ください。
みなさまお誘い合わせのうえ、足をお運びいただければと思います。

photo:Masanori Ikeda
『荒汐部屋のモルとムギ』出版記念
猫と力士のあかるい写真展
会期:1月8日(日)〜1月22日(日)
時間:11時〜19時
入場料:200円
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
プレオープンイベント
「荒汐部屋のみなさんとちゃんこを食べる新年会」
開催日時:1月5日(水)
時間:17時〜20時頃まで
参加費:500円
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
参加方法:
荒汐部屋あてに,お電話,FAXまたはメールにて[お名前/参加予定人数/お電話番号]をお知らせください。
tel:03-3666-7646 / fax:03-3666-0449
Mail:info@arashio.net
荒汐部屋HP
http://arashio.net
ゆかい企画 世界のとびら vol.2野口摩耶 写真展「ラダックの山山」開催
2016/11/09
2016年11月11日(金)より、ゆかい企画による展覧会、
世界のとびら vol.2 野口摩耶 写真展「ラダックの山山」を開催いたします。
野口摩耶は、2014年、26歳の夏、自分が生まれる前に父親がお坊さんになった場所、
そんなルーツをみてみたいと、インド北部のラダックに訪れました。
どこにあるのか、どんな国なのか知らないままで足を踏み入れそこで出会ったのは、
6,000メートル越えの山に囲まれた厳しい自然、言葉にできないくらいの青い空、現地の人の笑顔でした。
壮大な自然とそこで生きる人々、どこを見ても初めての光景を写真にしました。
みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご覧いただければと思います。
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シリーズ「世界のとびら」展
「扉は叩いて見なければ、わからない」
人に会うことや、知らない場所にいく、
そして、いつものように写真を撮る。
そういうことを写真家は仕事にしています。
そういった精神を大事にしています。
とかいって、格好つけたい気持ちもあるんですが、
本当はもっと率直に思ったことを、共感できる会話にしたい。
今回「世界のとびら」と題した展覧会シリーズを
ゆかい企画として、不定期に展開していくことを考えました。
毎回ゲスト作家を招き、表現をカタチにし、
トークする場の機会をつくります。
ぜひ、ご参加ください。
ゆかい代表・写真家 池田晶紀


© Maaya Noguchi
ゆかい企画 世界のとびら vol.2
野口摩耶 写真展「ラダックの山山」
会期:11月11日(金)〜11月20日(日) ※会期中無休
時間:11時〜19時
オープニングレセプション:10月11日(金)18時〜20時
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
URL:dragged.jp
【関連イベント】
野口摩耶 x 池田晶紀 トークショウ:11月19日(土)14時〜16時 ※予約不要
ゆかい企画 世界のとびら vol.1鎌田憲之 写真展「Don’t think. FEEL !」開催
2016/10/25
シリーズ「世界のとびら」展
「扉は叩いて見なければ、わからない」
人に会うことや、知らない場所にいく、
そして、いつものように写真を撮る。
そういうことを写真家は仕事にしています。
そういった精神を大事にしています。
とかいって、格好つけたい気持ちもあるんですが、
本当はもっと率直に思ったことを、共感できる会話にしたい。
今回「世界のとびら」と題した展覧会シリーズを
ゆかい企画として、不定期に展開していくことを考えました。
毎回ゲスト作家を招き、表現をカタチにし、
トークする場の機会をつくります。
ぜひ、ご参加ください。
ゆかい代表・写真家 池田晶紀
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2016年10月28日(金)より、ゆかい企画による展覧会、
世界のとびら vol.1 鎌田憲之写真展「Don’t think. FEEL !」を開催いたします。
鎌田憲之は、2015年4月から翌年4月までの1年間、海外協力青年隊に参加し、
インドネシアのロンボク島に滞在していました。
現地での活動内容は、開発途上地域の「環境」をより良くするために、
住民と暮らしながら一緒に「環境」について考え、行動することでしたが、
それまで出会うことのなかった人、モノ、暮らし、匂い、宗教など、
異文化の中での生活をとおして感じ、目にした光景に惹かれ、それを写真にしました。
今回は、写真作品30点のほか、現地で出力した3mにもおよぶ大判プリントの作品も展示します。
みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご覧いただければと思います。


© Noriyuki Kamata
ゆかい企画 世界のとびら vol.1
鎌田憲之 写真展「Don’t think. FEEL !」
会期:10月28日(金)〜11月6日(日) ※会期中無休
時間:11時〜19時
オープニングレセプション:10月28日(金)18時〜20時
会場:dragged out studio(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
【関連イベント】
鎌田憲之 x 池田晶紀 トークショウ:11月5日(土)14時〜16時 ※予約不要
ゆかいプロデュースによる展覧会
とくながあきこ 個展「あかるいね、こてん」
開催のお知らせ
2016/04/30
2016年5月20日より、ゆかい所属のデザイナー・とくながあきこの個展、「あかるいね、こてん」を開催いたします。
今回の展覧会は、とくながあきこの初めての個展となります。
みなさまお誘い合わせのうえ、足をお運びいただければと思います。
©Akiko Tokunaga
いつもだいたい笑顔で歯がガチャガチャの「あかるいねこ」。
このねこはラクガキ帳の隅に10年ほど前から登場していました。
時には私の代わりにしゃべったり、時にはただのラクガキとして描かれていたねこは、
とうとう4コマ漫画の主人公になり「あかるいねこ」として
ラクガキ帳から元気にとびだしていきました。
そうなるともう、私の手に負えない気がしてきました。
でも、そんな存在と向き合って、これからも付き合っていきたいと思いこの展覧会を企画しました。
わたし自身にとっても初めての個展ですが「あかるいねこ」にとっても初めてです。
どうぞよろしくおねがいします。
とくながあきこ
とくながあきこ 個展「あかるいね、こてん」
会期:5月20日(金)~ 29日(日)※会期中無休
時間:12時ー20時
オープニングパーティー:5月20日(金)18時ー21時
入場料:100円(運営に対するドネーションとして)
ゆかいプロデュースによる展覧会
ただ 写真展「anonymous scene」開催のお知らせ
2015/12/15
2015年12月18日(金)より、
ゆかい所属作家、ただの最新作の写真展「anonymous scene」を開催いたします。
年の瀬の慌ただしい時季かと思いますが、
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びいただければと思います。

©TADA 2015
人間の目、網膜は中心部だけが解像度が高い。
はっきり見えるている部分は角度にしてど真ん中より2度くらいで、その他の部分は「見る」というよりかは「感じている」くらいにしか認識していないのだそうだ。
例えば運転している時、瞬間的にカーナビの画面を覗くことがあるけれども、同時にぼんやり眺めているつもりの前方は実はほとんど見ておらず、脳が勝手にシュミレートしているだけ、なんだとか。
一方でカメラはといえば、解像度は全画面に均等に分布しているし、シャッターの指示に従って正確に目の前を写し取る。人間の眼球に例えられることが多いけれども、脳みその勝手なシュミレートや個人的感情によるバイアスもないし、どんな気持ち、どんな意図があろうとも、当たり前だけれども機械には関係のないことで、素直に淡々と絵を吐き出してくれる。
だからいかに体調が悪くても、前日に財布を落とすくらいのショックなことがあっても、ケロッと素晴らしい写真が撮れたりする。もちろんダメな結果の方が往々にして多いけれども。
カメラはあくまで撮影者にとっての外部装置というか、意図を持って撮影していようがいまいが、写真が写るという仕組みそのものには手が出せなくて、自分の作品を作っているにもかかわらず絶対に管理できない領域があるのが、とてもユニークだと思う。
ここに並ぶのは私が眺めた風景たちだけれども、そういう正確な意味では私が見ていたものとは違うわけで。
そんな写真がたくさん詰まったハードディスクを前にして、山のような写真たちが自分自身の事を正確に描き出してくれるのではなく、もう少しとっちらかって困惑させてくれたらおもしろいのになあ、と思ったりする。
ただ
ただ 写真展「anonymous scene」
会期:12月18日(金)~ 27日(日)※会期中無休
時間:12時ー20時
オープニングレセプション:12月19日(土)18時ー20時
入場料:100円(運営に対するドネーションとして)
宮地夏海 x 近藤研二
ライブ開催のお知らせ
2015/01/21
2015年1月30日(金)、ドラックアウトスタジオにて、
宮地夏海さん(フルート)と 近藤研二さん(ギター)のライブを開催いたします。
クラシック曲やブラジル系の曲のほかに、
オリジナル曲もたくさん演奏していただきます。
席に限りがございますので、
観覧ご希望の方はお早めにお申し込みください。
よろしくお願いいたします。
宮地夏海 x 近藤研二 ライブ
日時:2015年1月30日(金)
時間:開場 19:00/開演 19:30
料金:2,000円(税込)※要予約
お申込:info@dragged.jp
件名を「宮地夏海x 近藤研二 ライブ予約」としていただき、
お名前、人数、ご連絡先を明記してください。
Profile:
宮地夏海 (フルート)
国立音楽大学卒業、洗足学園音楽大学大学院修了。
現在はオーケストラや室内楽、音楽教室での指導、映像作品・TV・CM音楽などの
スタジオレコーディング、声優今井麻美のライブツアーサポート演奏、自主企画
サロンコンサートなど東京と仙台を中心に活動中。
近藤研二(ギター)
ギター、ウクレレを中心に、弦楽器奏者として活動する一方、作編曲家として、
NHK Eテレ『2355』『0655』の音楽、ももいろクローバーZの編曲、沖縄の唄者大島保克への楽曲提供など、
多彩な音楽を作り続けている。
『つみきのいえ』で米国第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。
栗コーダーカルテット、図書館、Controversial Sparkのメンバー。
ゆかいプロデュースによる展覧会
川瀬一絵 写真展「粒と穴」開催のお知らせ
2015/01/11
2015年1月16日(金)より、
川瀬一絵 写真展「粒と穴」を開催します。
川瀬は、2014年4月にベルギーに滞在し、
見てきたモノを自身のディレクションによって写真集にまとめました。
タイトルは「粒と穴」。
本展では、その写真集自体を作品と捉え、
川瀬の考える理想の空間を、
写真インスタレーションとして発表します。
なお、写真集は限定50部(ナンバー付)で販売もいたします。
みなさまお誘い合わせのうえ、足をお運びいただければと思います。

©Kazue Kawase 2015
川瀬一絵 写真展
「粒と穴」
会期:2015年1月16日(金)~1月25日(日)※会期中無休
時間:12:00~20:00
入場料:100円(運営に対するドネーションとして)
オープニングレセプション:1月16日(金)18:00~21:00
会場:ドラックアウトスタジオ(東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F)
URL:dragged.jp
○川瀬一絵 写真集「粒と穴」
発行日:2015年1月16日
仕様:フルカラー 247mm x 168mm 72ページ ed.50(ナンバー付)
価格:8,800円(税抜)
発行:(株)ゆかい
○関連イベント
1月16日(金)19:30~20:00
フルートとギターの小演奏会
無料・予約不要