levitra mg dosage kamagra chewable tablets uk viagra alternatives over the counter viagra online cheap kamagra jelly

このたび、神田ポート企画の展覧会では、書籍『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』の電子版刊行記念として「種字彫刻の魅力、写真とことば」展を開催します。

この展覧会は、本書の元となった連載記事での取材時に、写真と文章をそれぞれ担当していた写真家・池田晶紀と編集者・ライターの雪朱里のふたりによって実現した企画です。

紙の書籍としては2011年7月に500部限定で刊行された希少なものでしたが、この度電子書籍化の運びになり、ひろくご購入いただけるようになりました。

展覧会とあわせて、ぜひご覧ください。

Capture0067-10394-2_600
写真:池田晶紀

Capture0077-10124_600
写真:池田晶紀

ことば_600
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』より、雪朱里さんによる抜粋。

タイトル_清刷り_scan_600
題字活字組版・活版清刷:三木弘志(有限会社 弘陽)



「種字彫刻の魅力、写真とことば」展 開催にあたって

簡単に経緯を説明すると、『デザインのひきだし』(グラフィック社)という印刷や紙に関わる専門雑誌の中で、その道で優れた人に焦点をあてた「名工の肖像」という連載記事が10年以上、現在も続いています。

池田と雪さんはその記事を担当し数々の名工に出会ってきました。そしてまだ連載も始まったばかりの頃、清水金之助さんという種字彫刻をつくる職人さんに出会ったことが、後にも先にも忘れ難い衝撃的な出会いとなりました。

残念ながら、金之助さんは2011年12月に89歳でお亡くなりになりましたが、取材に伺った2008年頃は86才とは思えないくらいすこぶる元気なおじいさまでありました。

二人が当時見てきたもの、聞いてきたことばは、一度書籍化されていて限定本となって完売しました。しかし、もっとさらに身近な人にも知ってもらいたいという気持ちから、電子版としての発売が決まったことをきっかけに、再度、生の活字彫刻と向き合い、池田が写真をとり、ことばをひろいあげる作業を雪さんが担当し、これを展覧会として発表しようと試みることにしました。

私たちがあたりまえに見てきた印刷物の大元には、種字を彫る彫刻師がいて、今ではあまりにも遠いイメージとなってしまった存在であるけど、本展では再びその作り手の声と輝かしい種字彫刻の世界を体験して頂けたらと思います。

—–

「清水金之助さんのこと」
清水金之助の本をつくる会 雪 朱里

 清水金之助さんは、種字彫刻師です。活字の鋳型となる「母型」の、さらにもとになる「父型=種字」を彫る職人でした。金属(地金)の種字を彫っていたので、「地金彫刻師」「直彫り師」とも呼ばれました。

 1922年(大正11)1月10日、東京生まれ。高等小学校を卒業後、14歳で種字彫刻(地金彫り)の名人・馬場政吉に弟子入りし、種字彫刻師になります。1945年(昭和20)の終戦後には、東京都大田区に自分の地金彫り工房を構え、独立しました。清水さんは、当時、母型製造・活字鋳造のトップメーカーだった岩田母型製造所(デジタルフォントメーカー・イワタの前身)などの注文を受けて、新聞などに用いられる活字の種字彫刻を手がけていました。

 しかし1950年代ごろから「ベントン彫刻機」という機械の国産機が普及しはじめ、種字彫刻の注文が少しずつ減っていきます。1961年(昭和36)、清水さんはとうとう種字彫刻工房を閉め、種字の手彫りの仕事を終えました。ところが2004年(平成16)になって、活字史研究者などで構成される「活字研究会」から「種字を彫ってほしい」と依頼を受けます。これを機に、清水さんは43年ぶりに種字彫刻を再開。以降、2011年(平成23)12月に亡くなるまでのあいだ、何度も実演会を開催しました。

 見ているほうが息を止めてしまうような細かい作業をしているのに、清水さん自身はいつも笑顔で、「なんでも質問してくださいよ」と気さくにお話しをしながら、手はまったく止めず、マッチ棒ほどの小さな軸に下書きなしで、左右逆字の種字をどんどん彫り上げていきました。2011年7月に開催した「最後の実演会」では、わずか4時間弱のあいだに8ポ(約2.8mm角)の種字を5本も彫り上げるほどの速さ(明朝体/太、小、凡、田、夏の5文字)。種字彫刻師の仕事は、まさに神業だったのです。


—–


神田ポート企画
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』電子版 刊行記念
「種字彫刻の魅力、写真とことば」展

【会期】
2022年7月16日(土)〜7月31日(日)
【時間】
11:30〜19:00
【入場料】
無料
【会場】
神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】
https://www.kandaport.jp/


【電子書籍】
『活字地金彫刻師・清水金之助 ―かつて活字は人の手によって彫られていた―』
2022年6月24日 ボイジャー・プレスより刊行
雪 朱里=著 清水金之助の本をつくる会
価格:1,320円(税込)

書籍紹介HP ※amazonやhontoなど、こちらのサイトからご購入いただけます。
https://ykakr9.wixsite.com/kinnosuke

清水金之助_電子書籍表紙_600

注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。

〜クローズ日程のお知らせ〜
7月24日(日) 11:30〜12:30


※来場時のお願い
・入場にあたり、マスクの着用・アルコール消毒・体温測定等、感染症拡大防止へのご協力をお願いいたします。
・発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない方は、ご来場をお控えください。
・展示スペース内の滞在人数に応じ入場制限を実施する場合がございます。

※会場内の感染予防
・会場内の清掃、換気、手が触れる場所の消毒を定期的に行います。

_DSC3354

_DSC3365

_DSC3362

_DSC3368

_DSC3379

_DSC3380
photo:Yuka Ikenoya
    
2022年7月3日(日)をもちまして、
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.2」は無事に終了いたしました。
おかげさまで多くの方々にご来場いただくことができました。
心よりお礼申し上げます。