ゆかいワークショップ「声に触れる」 “星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.9” 開催
2025/01/28
2025年3月2日(日)に、ゆかい企画“触れるシリーズ”「声に触れる」、“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.9〜”を開催します。
9回目を迎えるメンタルヘルススーパー銭湯。
これまでたくさんの方にご参加いただいておりますが、あらたな対話実践の試みも取り入れながら、初めての方も、これまでにご参加いただいた方もお楽しみいただけるようになっております。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。



星野概念
<ワークショップ風景>
「主催者からご挨拶。サウナについて、対話について、などのお話が少し」
「最初に、その時の気持ちをカードに書いておく。サウナ後のワークショップで使われます」
「サウナを経て、畳が敷かれた部屋でワークショップ。流れを説明しています。ガッツポーズしているのではありません」
「2人組になって、はなす・きく、のワーク。最初は小さく」
「じっくりはなす、じっくりきく、というのは、やってみると新鮮で、意外と難しいかもしれません」
「徐々に対話を拡げていきます」
「みなで共有した場に、感想や思いを置いていきます。言葉のロウリュ」
—–
ゆかいワークショップ「声に触れる」
“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.9”
開催日:2025年3月2日(日)
定員: 女性 10名/男性 8名
※先着順/定員になり次第、受付終了
※女性OKEサウナ、男性IKEサウナとなります
料金:7,000円
※サウナ料金を含みます
※貸切サウナ2時間、ワークショップ2時間半
講師:星野概念(精神科医)
会場:サウナラボ神田/神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビルB1F、1F)
URL:https://www.kandaport.jp
企画:株式会社ゆかい
【タイムテーブル】
12:30〜13:00 入場受付 ※13:00までには受付をお済ましください。
13:00〜15:00 サウナラボ神田のサウナ体験(貸切120分)※冒頭10分にサウナレクチャーあり
15:00〜17:30 メンタルヘルスワークショップ ※途中、小休憩あり
【申込方法】Peatixイベントページよりお申し込みください。
https://koe-ni-fureru-09.peatix.com
—-
「声に触れる」
ゆかいワークショップ「触れる」シリーズでは、このたび「声に触れる」と題し、精神科医である星野概念さんをゲストに招き、
人のこころの声をテーマとしたプログラムで、サウナと組み合わせたあたらしい形態のワークショップを開催します。
ワークショップのタイトルは、星野概念の「メンタルヘルススーパー銭湯」です。
まだ、あまり知られていないかもしれませんが、サウナの本場フィンランドのかた田舎 にある精神科の病院で 、
オープンダイアローグという 対話をじっくり深めていく実践方法が発祥して、精神医療の世界を中心にじわじわと広がっているそうです。サウナと直接関係するか?はわかりませんが、どこか不思議な縁を感じています。
この治療法というべきか?概念そのものは、これからのこころの声を紐解くヒントになると考えている精神 医療関係者も多くみられます。中でも今回のゲスト、星野さんの考えるこれからの治療、あるいは対話のあり方として、病院という場から飛び出し、
開かれた場でこころの声を聞いていく仕組みをつくることを今後の活動方法の一つとして想定しているそうです。
神田ポートでも、同じようにサウナとの組み合わせで解決や回復へとこころが動く気づきを見出せる場づくりを実験的に出来るようなアイデアを持ち込み取り組んでいます。
ぜひあたらしい試みとしてのこの機会に、内的なこころの声と対話する時間の共有を、参加されるみなさまと一緒に体験していただければと思います。
神田ポートビル クリエイティブディレクター
池田晶紀
—–
「メンタルヘルススーパー銭湯」
サウナに触れている時、自分の中からいろいろな声が湧いてくるのを感じます。
「今日は何セットキメようかな」などの実務的な内容から、全くサウナと関連のない連想まで、その声は様々です。
このような自分の中で湧き続ける声は、人と話す時にも生じています。
それらの全てが、言葉になって外に出るわけではありません。なんだかもやもやと湧いてきて、言葉という形にすぐにはならずに漂っているだけのものも多いです。
忙しない日常の中だと、湧いていることに自分でも気づかずに消えていく声もたくさんあるでしょう。
でも、なかなか言葉にならない声の存在、とても気になります。
僕が興味のある対話の実践では、自分の中にどんな声が湧いているのか、普段よりもじっくり、ゆっくりと意識したり言葉にしてみることを目指します。
サウナで緩んだ心身から湧く声はどんな声なんだろうか。
自分の中の声に思いを馳せつつ、他の人が発する声を聴くと、さらにまた自分の中で新たな声が湧くのを感じることでしょう。静かに、無限で複雑。
僕が考える「メンタルヘルススーパー銭湯」には色々な形がありますが、サウナ後に対話的な取り組みをするのは初めてです。ロウリュをしたサウナストーンからくゆる湯気のように湧く声に、そっと触れてみるような体験はきっと、とても緩やかな新鮮さがあるような気がします。
精神科医 星野概念
—–
【講師プロフィール】
星野概念(ほしのがいねん)
精神科医 など。
精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』(2018)、『自由というサプリ』(2019)(ともにリトル・モア)、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』(2021)(ミシマ社)がある。
久保金司展 「江戸の樹遺産 昔の森の木・未来の森の木~翁と子どものコラボレーション~」
2025/01/06
神田ポートでは、2025年1月15日(水)より、久保金司展「江戸の樹遺産 昔の森の木・未来の森の木 ~翁と子どものコラボレーション~」を開催します。
久保は、生粋の神田っ子で、NPO法人神田学会の理事を務めるなど、半世紀以上に渡り、神田の街のためにさまざまな地域の活動などに携わってきました。
その久保が、近年精力的に制作に取り組んでいるのが今回展示する水墨画の作品です。本作品は、災害や戦災にも耐え、永く生きながらえてきた樹木をモチーフに描かれており、そこには久保の考える未来のまちづくりや子供たちへの思いが込められています。
卒寿を迎え、ますます元気に、街の未来のための活動を続ける、久保からのメッセージ、思いを本作品から感じ取りながらお楽しみいただければ幸いです。
会期中には、さまざまなゲストを招いての神田にまつわるトークイベントも開催しますので、展示と合わせてお楽しみください。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております。


久保金司展
「江戸の樹遺産 昔の森の木・未来の森の木 ~翁と子どものコラボレーション~」
日時:2025年1月15日(水)~2月16日(日)
時間:11:30~19:00
会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-8 神田ポートビル1F)
主催:NPO法人神田学会
協力:神田藍の会、一般社団法人遊心、株式会社ゆかい
◆卒寿の個展◆
江戸の植物遺産を訪ねて水墨画で絵を描いてみた。
徳川幕府は1684年に薬園として小石川植物園を開いた。今は東京大学の植物研究所になっていて、いろいろな草木があって面白い。
また、大名達はお屋敷の立派な庭や池や草木の美しさを自慢しあっていた物語がある。
この庭は東京都の指定公園として都心の緑環境に寄与している。明治維新や関東大震災や戦災にも耐え、樹木の姿形や木肌の美しさの魅力を伝えている。この絵が未来の街づくりや緑環境への贈り物になれば幸いである。
久保金司

久保金司(くぼ・きんじ)
NPO法人神田学会 理事。1935年東京都出身。3代目神田っ子。神田大好き、大工の子せがれが父と共に建設会社を興し、若い頃東京青年会議所で社会奉仕運動を体験。“地域と共に咲く”を学び、タウン誌『内神田通信』発行、『神田っ子』、『KANDA ルネッサンス』と改題して地域の皆さまと神田の歴史と生活文化や祭礼文化などを勉強中。80代を迎え、建築図面を引くペンから筆に持ち替えて水墨画の制作を始める。
<久保金司の卒寿を祝う懇親会ギャラリートーク>
※ギャラリートーク開催日は、個展は17:00にクローズいたします。
1)開催時間:各回18:00~20:00
2)会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-8 神田ポートビル1F)
3)参加費:1,500円
4)定員:各回20名(定員に達し次第、受付終了)
5)プログラム(ご希望回をお申込ください)
1月15日(水)
【知恵の街~神田学会の歩みと神田祭】
講師:神田神社 宮司 清水 祥彦 氏
1月17日(金)
【神田は知恵の街】
講師:NPO法人神田学会 理事長、國學院大学 教授 西村 幸夫 氏
1月20日(月)
【森林浴を探そう】
講師:前文化庁長官 宮田 亮平 氏
1月28日(火)
【学士会館プロジェクトと神田のエリアブランディング~「歴史の継承」と「次世代価値の創造」を両立させる、持続可能なまちづくりについて〜】
講師:住友商事株式会社
ビル事業ユニット 事業推進第一チーム リーダー 後藤 崇夫 氏、
ビル事業ユニット 事業推進第一チーム サブリーダー 千谷 和子 氏、
ビル事業ユニット長、NPO法人神田学会 理事 早川 丈裕 氏
1月29日(水)
【神田は学びの街づくり】
講師:明治大学 教授、NPO法人神田学会 理事 山本 俊哉 氏
1月30日(木)
【神田のビルとまちづくり】
講師:東京都市大学 准教授、NPO法人神田学会 理事 中島 伸 氏、
安田不動産株式会社 資産営業事業本部 資産営業第一部 第二課課長 十時 惟友紀(ととき・これゆき) 氏
2月4日(火)
【川端緑道から歩いて楽しいまちへ】
講師:三菱地所株式会社 執行役員 井上 俊幸 氏
2月10日(月)
【知恵の泉に妖怪】
講師:大屋書房 纐纈(こうけつ) くり 氏
【河童になったカワウソ】
講師:サウンドスケープ研究、青山学院大学 名誉教授 鳥越 けい子 氏
お申込:https://edonokiisanart.peatix.com/view
主催:NPO法人神田学会
協力:神田藍の会・一般社団法人遊心・株式会社ゆかい
お問合せ
水墨画展・ギャラリートークについて:info@kandagakkai.org(神田学会:大津)
ギャラリートーク申込について:kandaailove@gmail.com(神田藍の会:峯岸)
注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。
〜近日中クローズ日程のお知らせ〜
白鳥建二写真展「リズム」 開催
2024/11/20
神田ポートでは、2024 年 11 月 30 日(土)より、写真家の白鳥建二による写真展「リズム」を開催します。
神田ポートでの白鳥さんとの出会いは、今年 3 月に神田ポート主催のイベント企画「なんだかんだ 5 」(イベントのレポート記事はこちら)で、映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」の上映会と、全盲美術鑑賞者でもある白鳥さんとの絵画鑑賞を対話の場にしたワークショップを行いました。
その経緯から、写真家・池田晶紀による企画とキュレーションで、白鳥建二写真展を「神田の街」をテーマにした内容で制作、発表することとなり、作品制作にあたっては2日間で約10時間近く池田のおすすめの道を歩く時間を共にしました。
本展は、白鳥さんの写真作品とセットで、写真家・池ノ谷侑花と映像ディレクター・菊池謙太郎によるドキュメンタリー作品も同時に展開したインスタレーション展示となっております。
また、12/20(金)には白鳥さんに在廊いただき、ささやかながらクリスマスレセプションも予定しております。
みなさまのご来場お待ちしております。



<ドキュメント>



写真:池ノ谷侑花
—
先入観なしでこの写真たちをみて、どう思うか?を試してみたい。そもそも写真って、どう感じたらいいか?とか、食や絵や音楽と違って、わからない。という人が多い気がしています。これを仕方がない。で、済ませるわけにはいかないのが、写真家の気持ちとしてはあるんです。では写真とは?という定義の話になってしまうのですが、わたしの考える写真とは、「みんなのモノ」であり、それは「時間」のことを意味します。そこで、これらの写真を撮ってきた白鳥さんの写真をご覧ください。何が写っているでしょうか?街、人、道路、光、車などなど…。神田の街を約5時間くらい歩くことを2回行いました。この何が写っているのか?について、考えたりしてみる時間がまず、展覧会のテーマになってくるのかもしれません。また、白鳥さんは写真を腹で撮ります。ウエストレベルのノーファインダーで、歩きながら。決して立ち止まらないんです。ここにもヒントがありました。さらに、腕を掴んで一緒に歩くとどうでしょう?呼吸が伝わってくる「リズム」の中で、ただ歩いている。それだけのことなのに、物凄いことをしていることに、はじめて気がつきました。ふと、何か聞いたことがある音楽を思い出しました。フィッシュマンズの「WALKING IN THE RHYTHM」という曲です。もしお時間ございましたら、携帯でこの曲を探してみてください。そして、このスライドショー作品とセットで鑑賞してもらえると、なんか気分が伝わるように思えます。白鳥さんは凄いです!この体験は、「モノをみる」ということが、眼球ではなく、脳でみていることがよくわかりました。
キュレーション:写真家・池田晶紀
—
白鳥建二写真展「リズム」
会期:2024年11月30日(土)〜2025年1月10日(金)
時間:13:00〜20:00
入場料:無料
レセプション:2024年12月20日(金)17:00〜19:00
年末年始の休廊日:2024年12月28日(土)、2024年12月31日(火)〜2025年1月3日(金)
※12月29日(日)は通常営業。12月30日(月)は19時まで。
会場:神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
ドキュメンタリー映像:菊池謙太郎
題字:大原大次郎
協力:岩中可南子
企画:池田晶紀
制作:株式会社ゆかい
URL:https://kandaport.jp/
【プロフィール】

写真:池ノ谷侑花
白鳥建二 / Kenji Shiratori
全盲の美術鑑賞者、写真家
生まれつき強度の弱視で、12歳のころには光がわかる程度になり、20代半ばで全盲になる。そのころから人と会話しながら美術鑑賞をする独自の活動を始める。以来20年以上、年に何十回も日本各地の美術館を訪れている。水戸芸術館現代美術センターをはじめ、いくつもの場所で講演やワークショップのナビゲーターを務めている。好きなものは音楽とお酒。写真家としての主な出展として、2021年はじまりの美術館(福島県)「(た)よりあい、(た)よりあう。」、2022年アトリエみつしま企画展「まなざす身体」、2023年さいたま国際芸術祭2023(メインヴィジュアルも担当)など。
注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。
〜近日中クローズ日程のお知らせ〜
12月7日(土)13:00〜14:00
12月8日(日)13:00〜18:00
12月13日(木)19:00〜20:00
12月16日(月)15:00〜18:00
12月17日(火)18:00〜20:00
12月18日(水)13:00〜17:00
ゆかいワークショップ「声に触れる」 “星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.8” 開催
2024/11/10
2024年12月8日(日)に、ゆかいワークショップ「声に触れる」“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.8 ”を開催します。
初めての方も、これまでにご参加いただいた方も、またあらたな気づきや心の声に触れられる機会になれたらと思います。
みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。



星野概念
<ワークショップ風景>
「主催者からご挨拶。サウナについて、対話について、などのお話が少し」
「最初に、その時の気持ちをカードに書いておく。サウナ後のワークショップで使われます」
「サウナを経て、畳が敷かれた部屋でワークショップ。流れを説明しています。ガッツポーズしているのではありません」
「2人組になって、はなす・きく、のワーク。最初は小さく」
「じっくりはなす、じっくりきく、というのは、やってみると新鮮で、意外と難しいかもしれません」
「徐々に対話を拡げていきます」
「みなで共有した場に、感想や思いを置いていきます。言葉のロウリュ」
—–
ゆかいワークショップ「声に触れる」
“星野概念のメンタルヘルススーパー銭湯 vol.8”
開催日:2024年12月8日(日)
定員: 女性 10名/男性 8名
※先着順/定員になり次第、受付終了
※女性OKEサウナ、男性IKEサウナとなります
料金:7,000円
※サウナ料金を含みます
※貸切サウナ2時間、ワークショップ2時間半
講師:星野概念(精神科医)
会場:サウナラボ神田/神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビルB1F、1F)
URL:https://www.kandaport.jp
企画:株式会社ゆかい
【タイムテーブル】
12:30〜13:00 入場受付 ※13:00までには受付をお済ましください。
13:00〜15:00 サウナラボ神田のサウナ体験(貸切120分)※冒頭10分にサウナレクチャーあり
15:00〜17:30 メンタルヘルスワークショップ ※途中、小休憩あり
【申込方法】Peatixイベントページよりお申し込みください。
https://koe-ni-fureru-08.peatix.com
—-
「声に触れる」
ゆかいワークショップ「触れる」シリーズでは、このたび「声に触れる」と題し、精神科医である星野概念さんをゲストに招き、
人のこころの声をテーマとしたプログラムで、サウナと組み合わせたあたらしい形態のワークショップを開催します。
ワークショップのタイトルは、星野概念の「メンタルヘルススーパー銭湯」です。
まだ、あまり知られていないかもしれませんが、サウナの本場フィンランドのかた田舎 にある精神科の病院で 、
オープンダイアローグという 対話をじっくり深めていく実践方法が発祥して、精神医療の世界を中心にじわじわと広がっているそうです。サウナと直接関係するか?はわかりませんが、どこか不思議な縁を感じています。
この治療法というべきか?概念そのものは、これからのこころの声を紐解くヒントになると考えている精神 医療関係者も多くみられます。中でも今回のゲスト、星野さんの考えるこれからの治療、あるいは対話のあり方として、病院という場から飛び出し、
開かれた場でこころの声を聞いていく仕組みをつくることを今後の活動方法の一つとして想定しているそうです。
神田ポートでも、同じようにサウナとの組み合わせで解決や回復へとこころが動く気づきを見出せる場づくりを実験的に出来るようなアイデアを持ち込み取り組んでいます。
ぜひあたらしい試みとしてのこの機会に、内的なこころの声と対話する時間の共有を、参加されるみなさまと一緒に体験していただければと思います。
神田ポートビル クリエイティブディレクター
池田晶紀
—–
「メンタルヘルススーパー銭湯」
サウナに触れている時、自分の中からいろいろな声が湧いてくるのを感じます。
「今日は何セットキメようかな」などの実務的な内容から、全くサウナと関連のない連想まで、その声は様々です。
このような自分の中で湧き続ける声は、人と話す時にも生じています。
それらの全てが、言葉になって外に出るわけではありません。なんだかもやもやと湧いてきて、言葉という形にすぐにはならずに漂っているだけのものも多いです。
忙しない日常の中だと、湧いていることに自分でも気づかずに消えていく声もたくさんあるでしょう。
でも、なかなか言葉にならない声の存在、とても気になります。
僕が興味のある対話の実践では、自分の中にどんな声が湧いているのか、普段よりもじっくり、ゆっくりと意識したり言葉にしてみることを目指します。
サウナで緩んだ心身から湧く声はどんな声なんだろうか。
自分の中の声に思いを馳せつつ、他の人が発する声を聴くと、さらにまた自分の中で新たな声が湧くのを感じることでしょう。静かに、無限で複雑。
僕が考える「メンタルヘルススーパー銭湯」には色々な形がありますが、サウナ後に対話的な取り組みをするのは初めてです。ロウリュをしたサウナストーンからくゆる湯気のように湧く声に、そっと触れてみるような体験はきっと、とても緩やかな新鮮さがあるような気がします。
精神科医 星野概念
—–
【講師プロフィール】
星野概念(ほしのがいねん)
精神科医 など。
精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』(2018)、『自由というサプリ』(2019)(ともにリトル・モア)、単著『ないようである、かもしれない〜発酵ラブな精神科医の妄言』(2021)(ミシマ社)がある。
路上実験イベント「なんだかんだ」プロセスとアーカイブ展 開催
2024/10/21
2024年10月22日(火)より神田ポートにて、路上実験イベント「なんだかんだ」プロセスとアーカイブ展を開催します。
本展では「なんだかんだ9」開催に至るまでのプロセスとアーカイブを、「なんだかんだ8」までの写真とドキュメントムービー、開催した場所を示す地図をセットで展示し、「なんだかんだ」が神田エリアへどのように広がっていっているか、そして、今後どのように広げていきたいのかなど、取り組みのこれまでとこれからをご覧いただけます。また、ご来場のみなさまにも、今後のなんだかんだでやってほしいこと、一緒にやりたいことなど、その場で地図に書き込める参加型の展覧会となっておりますので、みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。

路上実験イベント「なんだかんだ」プロセスとアーカイブ展
期間:2024年10月22日(火)〜28日(月)
時間:11:30〜19:00
会場:神田ポート(千代田区神田錦町3-1神田ポートビル1F)
入場料:無料
URL:https://www.kandaport.jp/
映像作品:菊池謙太郎(監督・撮影・編集)
なんだかんだ8 〜 快適な避難所 〜 開催
2024/08/10
2024年9月1日(日)、「防災」をテーマにした「なんだかんだ8 〜快適な避難所〜」を開催します。
当日は、これなら欲しい!と思えるかっこいい防災グッズ、美味しくて普通に食べたくなる防災食など、楽しみながら防災の準備ができる防災グッズを販売します。
地域の方々にご協力いただいた炊き出し体験会もあり、販売する防災食含め、会場で食べていただくこともできます。
そして、神田ポートビル前の道路には畳を敷き、災害時に役立つワークショップや、畳の真ん中に張ったアウトドア用テントのなかで楽しく防災を学ぶアナログゲームも実施します。
また、千代田区の備蓄品の無料配布、神田警察署によるワークショップや交通誘導体験、神田消防署からはポンプ車が出動し、間近での見学や運転席に実際に乗ったりできます。
盛りだくさんでお届けするなんだかんだ8となりますが、今回のなんだかんだでの体験で得た学びをぜひ日常へ持ち帰っていただき、防災への意識や準備について、それぞれのアプローチの仕方を考えるための練習の場になればと思います。
ぜひご来場ください。


私たちは毎日、さまざまな災害と隣り合わせで生活していますが、真剣に防災を考える機会は意外と少ないものです。「快適な避難所」というテーマの下、あたらしい防災アプローチを探求するイベントを開催します。
このイベントでは、地域の方々と一緒に、おいしくて栄養バランスの取れた防災食の作り方を体験できます。さらに、路上に畳を敷き、その温かみを感じながらアウトドアテントでアナログゲームを楽しみます。これらのゲームは、リラックスしながらも災害時に役立つ知識を学べるよう設計されています。
地元の警察、消防、医療関係者、災害復興支援者と共に、緊急避難シミュレーションを通じて実際の災害時に役立つ技術を習得し、避難所の改善点に焦点を当てた情報セッションも実施します。また、独自に開発した防災グッズの展示・販売や、選りすぐったおいしい防災食の販売も行います。これにより、防災は一時的なものではなく、日常生活に継続的に取り入れるべきものとの認識を深めます。
より安全で快適な生活を実現し、その学びを日常に持ち帰ってもらうことを目的としています。このイベントが皆さんの防災への意識と準備の練習になればと思います。
なんだかんだ8 〜快適な避難所〜
【開催日】2024年9月1日(日)
【時間】15:00〜19:00
【場所】神田ポートビル、神田ポートビル前道路、神田税務署駐車場
【参加作家/団体】
神田警察署、神田消防署、千代田区、星野諭(かーびー)、Bob Foundation、株式会社ほぼ日、安田不動産株式会社、株式会社Laspy
【主催】神田プレイスメイキング実行委員会
【企画】株式会社ゆかい
【協力】神田警察署、神田消防署、神田税務署、共立女子大学、サウナラボ神田、スタジオオルガ、つむぎやさん、東京都市大学、バカンス株式会社、株式会社ほぼ日、安田不動産株式会社
【後援】千代田区
納涼 “錦町”流しそうめん 開催
2024/06/30
7月6日(土)、神田ポートにて、錦町各町会の共催による「納涼“錦町”流しそうめん」を今年も開催します。
竹で組まれた本格的な流しそうめん台で、お楽しみいただけます、
竹箸作り体験もありますので、そのお箸はお土産としてお持ち帰りください。
また、今回も、神田錦町更級さんがご用意してくれた麺つゆで召し上がっていただけます。
参加費は無料となっておりますので、お子さま、ご家族など、みなさまご一緒にご参加ください。

納涼“錦町”流しそうめん
開催日:令和6年7月6日(土)
時間:11時〜14時頃まで
参加費:無料
会場:神田ポート(千代田区神田錦町3-9神田ポートビル1F)
※そうめんがなくなり次第終了とさせていただきます。
主催:
錦町一丁目町会、神田錦町二丁目町会、錦町三丁目町会、錦町三丁目第一町会
協力:株式会社ゆかい、サウナラボ神田、NPOつむぎやさん、安田不動産株式会社、廣瀬與兵衛商店、神田錦町更科、喫茶プペ、千代田プラットフォームスクエア
ネリドコBOOKS 2024 開催
2024/06/20
2024年6月29日(土)と30日(日)の2日間、神田ポートでは「ネリドコBOOKS 2024」を開催します。
「ネリドコBOOKS」とは、日本大学芸術学部デザイン学科池田研究室が運営するアートブック・レーベルのプロジェクトです。
今回は、池田研究室に所属する大学院生4名による作品展示、新作ZINEの販売などを行います。
ぜひご来場ください。

「ネリドコBOOKS」は日本大学芸術学部デザイン学科池田研究室が運営するアートブック・レーベルのプロジェクトです。展覧会や公開制作、ワークショプなど、自主制作を起点とした様々な取り組みを行っております。本展は大学院生4名が現在取り組んでいる『ドローイングからはじめる』をテーマとする制作中の作品を展示するとともに、新作ZINEの販売もいたします。皆様には出品者の挑戦的な制作の目撃者になっていただけたら幸いです。
日本大学芸術学部 デザイン学科教授 池田光宏
日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻 池田光宏研究室
川﨑純史 鈴木文華 日山瞳 依田理子
ネリドコBOOKS 2024
開催日:6月29日(土)、30日(日)
時間:11:30〜19:00
オープニングレセプション:6月28日(金)18:00〜
※6/28はオープニングレセプションのみの開催となります。
入場料:無料
会場:神田ポート (〒101-005 東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)

川﨑純史 ATSUSHI KAWASAKI
日本大学大学院芸術学研究科修士一年池田研究室所属
白黒かつ手書きのイラストレーションと異素材を組み合わせた表現方法の追求を行う。計画した構図の中に手遊びの中で生まれた偶発的な形が混ざり合うことで生まれる絵画表現の拡張を目的として制作を行なっている。
< 参考作品資料>
「新解世界」
水中世界の物語をテーマにした手書きのイラストレーション作品。
物語の展開や登場人物の心情など変容するカタチを水の背景で表し、新規性の高いモノクロイラストレーション表現を目指した。

サイズ:A4(210×297)×32、(1800×2000)×1 枚
素材:紙、木材、インク、絵の具
制作年:2023 年

鈴木文華 AYAKA SUZUKI
日本大学大学院芸術学研究科修士一年池田研究室所属
「ふれるようにみる」をテーマに、採集と観察をベースにしたデザインプロジェクトを行う。見るという行為の手前にある直感的なまなざしを引き出す、リサーチの方法、表現・定着の方法を模索している。
「空へ掲げる大地のおもかげ」
伊豆諸島の新島、長野県の伊那などに滞在して、現地で採集した土や砂、植物を素材にインクをつくり、採集物の彩色と型押しを施した凧を制作した。そして、採集した土地に戻り、地域の人と凧を空へと上げる企画を行った。分業化した印刷の工程を解体し自分でやってみることで、グラフィックに土着的な要素を取り入れることを試みた。

サイズ:インスタレーションビューサイズ可変
素材:土、砂、石、植物、和紙、竹籤、糸、映像
制作年:2023 年

日山瞳 HIYAMA HITOMI
日本大学大学院芸術学研究科修士一年池田研究室所属
意図的にコントロール出来ない画材を用いたアナログイラストレーションの描画研究をしながら、タイポロジーと呼ばれる類型学の先行事例を元に、イラストレーションから女性像をプロファイリングする表現を探っている。
<参考作品資料>
「ゆえん」
同世代の友人たちの写真を元にイラストレーションを制作した。私たちが個性と呼んでいるものは、血の繋がりがある家族に由来した生まれながらの容姿と、誰かの影響を受けながら生まれた後付けの容姿によって構成されていると考え、手描きの歪な線と塗りでそれらを表現した。

サイズ:A3(297×420)× 54
素材:紙、墨汁、水彩絵具、アクリル絵の具、クレヨン、割り箸、串、竹ひご
制作年:2023年

依田理子 RIKO YODA
日本大学大学院芸術学研究科修士一年池田研究室所属
線を用いたグラフィック表現をテーマに、線を用いたビジュアル表現と線を描くことに対する身体性とイメージの確立の関係性について研究します。
<参考作品資料>
「LINE EMOTION」
卒業制作「LINE EMOTION」では人間の持つニュアンスを重ね、地球上の現象によって生じる重力やインクが体の動きによって押し出されたマージナルゾーンの側面から描き出す、こういった身体的な視点を巡った作品を制作しました。今後は、線という図的なビジュアルに身体性をプラスして捉え直し新たな認知へ成長させる事ができる線の表現を研究します。

サイズ:スケッチ(B1、B3、8inch×6inch、3000×594)x400、冊子(A4)x11 ポスター(B1)x11、動画(5 分)
素材:マット紙、イラストレーションボード、コットン紙、和紙、タント紙、墨、映像
制作年:2023 年
ひびのこづえ展覧会2024「STAND UP !! in TOBICHI “辰(立つ)”」開催
2024/06/07
2024年6月6日(木)より、ほぼ日のTOBICHIで開催される、ひびのこづえさんの展覧会「STAND UP !! in TOBICHI “辰(立つ)”」のサテライトビューとして、ひびのこづえさん「アリとキリギリスと」の作品と映像を神田ポートにて展示・上映いたします。
なお、6月15日(土)、16日(日)の2日間は、ほぼ日神田ビルで開催されるTシャツづくりのワークショップと連携し、オプションで、ご希望の方への撮影会も行いますのでよろしければご参加ください。※事前予約制(お申し込み受付は終了いたしました)
みなさまのご来場をお待ちしております。



photo:Charlie Sugano
ひびのこづえ展覧会2024
「STAND UP !! in TOBICHI “辰(立つ)”」サテライトビュー
会期 2024年6月6日(木)〜6月16日(日)
※TOBICHIとは期間および時間が異なりますので、ご確認のうえご来場ください。
【時間】11:30〜19:00
【会場】神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】https://kandaport.jp/event/240606
<TOBICHIにて開催>
ひびのこづえ展覧会2024「STAND UP !! in TOBICHI “辰(立つ)”」
【会期】2024年6月6日(木)〜6月23日(日)
【時間】11:00〜19:00
【会場】TOBICHI(東京都千代田区神田錦町3-18 ほぼ日神田ビル1F)
【URL】https://www.1101.com/tobichi/tokyo/exhibition/detail/?p=12686

ゆかい企画“触れるシリーズ”「ねんどに触れる」 「ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング ゴールデンウィークスペシャル!」 開催
2024/04/10
2024年4月29日と5月3日の2日間、神田ポートでは、
ゆかい企画“触れるシリーズ”「ねんどに触れる」を開催します。
講師には、前回と同じように、ねんドル岡田ひとみさんをお招きして、
「ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング ゴールデンウィークスペシャル!」と題し、
3歳以上のお子さまと保護者の方、ご夫婦やお友達同士などの大人ペアを対象としたねんど教室になります。
今回は4月29日が「洋菓子」、5月3日が「和菓子」と、
開催日ごとにそれぞれ作るもののテーマが違いますので、
両日ご参加いただくのもよろしいかと思います。
また、5/3の回は、特別に、
ねんドル岡田ひとみさんがお着物の衣装で登場してくれます。
ティータイムがあったり、ねんど教室の後にはゆかいが思い出写真を撮影したりと、
いろいろとお楽しみいただけるプログラムとなっております。
お申し込みは、4月13日(土)午前11時より先着順で受付を開始します。
なお、定員に達し次第受付は締め切らせていただきます。
みなさまお申し込みお待ちしております。


ねんドル岡田ひとみさん(写真:池田晶紀)
<前回の様子>

ゆかい企画“触れるシリーズ”「ねんどに触れる」
ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング ゴールデンウィークスペシャル! 開催
【開催日時】
・4月29日(月・祝):①10:30~12:00 ②13:30~15:00
・5月3日(金・祝):③11:00~12:30
※各開始時間30分前に受付開始します。
【会場】
ほぼ日の學校(東京都千代田区神田錦町3-9神田ポートビル2F)
【対象と参加費】
A:親子2名チケット【3歳以上のお子さま(小学生まで)と保護者】 5,500円(税込)
B:親子3名チケット【3歳以上のお子さま(小学生まで)と保護者】 8,000円(税込)
C:大人2名チケット【中学生以上】 5,500円(税込)
※3歳以上小学生以下のお子さまは保護者の方とお申し込みください。
※Bのチケットは、お子さま2名+保護者1名、お子さま1名+保護者2名、どちらの組み合わせでも大丈夫です。
※おやつ(4/29マカロン、5/3柏餅)+材料費+記念写真代+おみやげ付き
【定員】
各回25組 ※定員になり次第受付終了。
【URL】
https://kandaport.jp/event/20240409
【今回のメニュー】
ねんど教室…4月29日:マカロンと焼き菓子/5月3日:柏餅と練り切り
撮影&ティータイム…お茶とお菓子(4/29マカロン、5/3柏餅)がつきます。
ご自身のカメラやスマートフォンを使っての撮影後、ゆかいによる撮影(後日データをお送りします)
【受付開始/お申込み】
4月13日(土)午前11時より先着順で受付開始。
※4月29日のチケットはこちらのPeatixページからお申し込みください
https://nendo-ni-fureru-02-0429.peatix.com/
※5月3日のチケットはこちらのPeatixページからお申し込みください
https://nendo-ni-fureru-02-0503.peatix.com/
【ご注意】
3歳以上小学生以下のお子さまは保護者の方とお申し込みください。
小学生以下のお子さまのみの参加はできません。
3歳未満のお子さまはひざの上で見学は可。
写真・動画の撮影は指定された時間のみ可。
—–
【講師profile】
ねんドル岡田ひとみ 〈エデュテインメントアーティスト〉
2002年、ねんど職人+アイドル⇒“ねんドル”を宣言!創造性と想像力を育むことを目的とした親子ねんど教室、書籍の執筆、原型デザインなどを行い、ねんどの持つ可能性を探る。
ねんど教室は年間10,000人以上に直接指導、海外でも五大陸30都市以上で開催。
日本やニューヨークの子どもたち向けにオンラインレッスンもスタートする。
現在、NHK Eテレ「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」に“おねんどお姉さんひとみ” “おねんどお姉さんのお姉さん コネル”としてレギュラー出演中!
公式webサイト『ひとみュータント』
https://radical-planet.com/hitomi/
【お問い合わせ】
info@yukaistudio.com
【主催・運営】
株式会社ゆかい/株式会社チーズ/オー!ねんどオンライン
神田ポート企画 みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.3」 開催
2024/03/14
2024年3月15日(金)より、神田ポートでは、京都・亀岡にある「みずのき美術館」のコレクション展を開催します。
今回もみずのき美術館の全面的な協力のもと、無事にvol.3の開催を迎えることができました。
これまでとはまた趣向の違ったコレクション作品をお楽しみいただける構成となっていると思います。
ぜひご覧ください。

photo:Yuka Ikenoya
—
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.3」作品選定にあたって
本展の作品を選ぶにあたり、今回は、何かしらのテーマや描かれている“もの”に焦点をあてての選定はしませんでした。
これまで、「風景」や「人物画」といった、ある意味わかりやすいテーマをもとに作品をご紹介してきましたが、みずのき美術館のコレクションを見続けているうちに、ちょっとちがう楽しみ方ができるのではと思ったからです。
それは、絵から聞こえてくる「音」を聞いてみようとすることです。
動物の鳴き声なのか、人間の話し声なのか、にぎやかなのか、騒音なのか、はたまた静寂なのか。作品を観ていると、ふと、いろいろな音が“聞こえてくる”ような感じがしたのです。
絵画の鑑賞においてこんな言い方は変かもしれませんが、いちどご覧になられた後、その作品の前で目を閉じて、どんな音が聞こえてくるか、試してみてもらうのも一興かと思い、今回の作品選定をさせてもらいました。
本展を通じて、今回もみずのきの作家たちが織りなす表現の豊かさを、観て、感じて、そして何かしらの音が聞こえてくるようなことがあれば幸いです。
神田ポート・プロデューサー
小林知典
—
神田ポート企画
みずのき美術館コレクション展「みて、居る vol.3」
【会期】2024年3月15日(金)〜4月21日(日)
【時間】11:30〜19:00
【会場】神田ポート(東京都千代田区神田錦町3-9 神田ポートビル1F)
【URL】https://kandaport.jp/event/20240314
—
注記
※神田ポートでは会期中に会場を撮影スタジオとして使用することがあるため、
一時的にクローズさせていただくことがあります。ご了承ください。
〜近日中クローズ日程のお知らせ〜
3月15日(金) 11:30〜16:00
3月16日(土) 13:00〜16:00
3月20日(水) 11:30〜16:30
3月23日(土) 休廊日
3月24日(日) 11:30〜17:00
3月30日(土) 13:00〜18:00
なんだかんだ6〜ume, saunaの取り組みいろいろ聞いてみようか〜 開催
2024/03/07
2024年3月30日(土)、神田ポートでは、「なんだかんだ6 〜ume, saunaの取り組みいろいろ聞いてみようか 〜」を開催します。
「ume, yamazoe」は、奈良県山添村の東端、旧波多野村にある、「ume, sauna」というサウナも備えた、1日3組限定の宿泊施設です。
今回はその「ume, yamazoe」を運営している梅守志歩さん、「障がいや病気がある方とそのご家族の旅や余暇の選択」を増やすことを目指し、活動している「HAJIMARI」のメンバーとして梅守さんと一緒に取り組んでいる桂三恵さんのお二人をゲストに招き、「ume, yamazoe」、「HAJIMARI」の取り組みについて、これまでとこれからのお話をしていただきます。
ひととおりお話をしていただいた後は、ご来場いただいたみなさまにも話に参加してもらい、対話を通して本イベントを楽しんでいただければと思います。
また、今回はサウナ体験付のチケットもご用意しました。
梅守さんが「ume, sauna」や奈良の山から持参してくれた植物などで、特別なウィスクやロウリュなどを体験していただけます。
当日はランチタイムに召し上がっていただけるよう、奈良の郷土料理「飛鳥鍋」を当日限定で販売いたします。
ぜひご来場ください。
みなさまのご参加、心よりお待ちしております。


左:桂三恵さん 右:梅守志歩さん
ume, saunaやHAJIMARIのようす








【開催概要】
開催日:2024年3月30日(土)
定員:
トークイベント+サウナ体験 20名(男女各10名)
トークイベントのみ 17名
会場:サウナラボ神田、ほぼ日の學校(東京都千代田区神田錦町3-9神田ポートビルB1F,2F)
料金:
トークイベント+サウナ体験 5,700円
トークイベントのみ 2,000円
※どちらも「おばあのお茶クッキー」付き

タイムテーブル:
10:00-10:30 受付開始
10:30-12:30 サウナ体験 ※冒頭15分、梅守さんよりume, saunaの紹介/特別ロウリュの説明。
12:30-13:30 ランチタイム
13:30-16:00 トークイベント ※トークイベントのみのチケットご購入の方は13:00より受付を開始いたします。
ゲスト:梅守志歩さん(ume, yamazoe / HAJIMARI)、桂三恵さん(HAJIMARI)
特別ランチメニュー:奈良の郷土料理「飛鳥鍋」
お申し込み:
Peatixよりお申し込みください。
https://nanda-kanda-6.peatix.com
当日のサウナについて:
ume, saunaが用意したウィスクとロウリュを体験できます。
・裏山で採ったヒノキのフレッシュウィスク
・裏山で採ったヤブニッケイ(日本版のシナモン)とか樫の木を煮出したロウリュ
・奈良の吉野ヒノキの木の中を巡っていた水でロウリュ
・山添村の和光茶のロウリュ
・当日ご利用いただくサウナエリアは、女性がOKEエリア、男性がIKEエリアになります。
—-
「ume, yamazoe / ume, sauna」について
奈良県山添村の東端、旧波多野村にある、「ume, sauna」というサウナも備えた、1日3組宿泊限定の宿泊施設。一般のお客さまも受け入れつつ、開業当初掲げた「障がい、病気、性別や宗教、年齢にとらわれることなく、”いろんな人”が、心穏やかに、優しくなれる場所をつくる」という想いをさらに形にするため、2022年にスタートした障がいや病気のある方とその大切な方向けに宿泊のご招待をする「宿泊招待 HAJIMARI」のプロジェクトの拠点として、これまで24組94名(2023年12月時点)の方を招き入れている。
ホームページ https://www.ume-yamazoe.com/
Instagram https://www.instagram.com/ume.yamazoe/
note https://note.com/ume_yamazoe0301


写真:池田晶紀
「HAJIMARI」について
「HAJIMARI」は、障がいや病気がある方がもっと旅をはじめとする余暇を楽しめる世界を目指し活動している団体です。主な事業内容は2つあり、「障がいや病気がある方」に対しての取り組みと、少し時間はかかるかもしれないけど、そういった方達が旅や余暇をもっと気軽に楽しめる世界を目指すための事業者向けの取り組みの2事業で運営しています。
ホームページ https://hajimari-project.com/
Instagram https://www.instagram.com/hajimari_project/
note https://note.com/hajimari_project/
梅守志歩さんについて
ume,yamazoeオーナー、HAJIMARI代表
大手IT広告会社を経て2016年、奈良県山添村へ移住。農泊の企画や新規事業、海外インバウンド客誘致・対応など観光事業に従事。家業の梅守本店で手掛けた「うめもり寿司学校」では、5年で40万人ものインバウンド客の誘致に成功。2020年に山添村にてume,yamazoeをオープン。コンセプトやアウトドアサウナが話題を呼び、1年で稼働率80%超えの人気宿へ急成長。インバウンドや観光業界において注目される人物の一人
桂三恵さんについて
HAJIMARIプランナー/ディレクター
株式会社リクルートコミュニケーションズでメディア内の広告ディレクション、クライアントコンサルティングを多数経験。現在は株式会社FICCに所属し、国内外の大手メーカーのブランドマーケティングに従事。「HAJIMARI」では広報活動、事業開発全般を担当。